令和7年度豚の新育種技術に関する研究会の開催と2025年度系統維持施設一覧
2025年7月3日(木)~4日(金)に文部科学省研究交流センター国際会議場(茨城県つくば市)において、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構とする。)主催の令和7年度豚の新育種技術に関する研究会(第42回豚の閉鎖群育種試験に関する検討会)が開催されました。
7月3日(木)
・完成系統の紹介
茨城県完了系統「ローズL―4」(茨城県畜産センター養豚研究所)
・各場所における閉鎖群育種の検討(継続)
①愛知県農業総合試験場
②鹿児島県農業開発総合センター畜産試験場
・各場所における開放育種の検討
①独立行政法人家畜改良センター茨城牧場
②独立行政法人家畜改良センター宮崎牧場
・国産豚肉の価値向上に向けた取り組み
①「豚枝肉取引規格の概要と格付結果」
公益社団法人日本食肉格付協会 小林淳二氏
②「第12次家畜改良増殖目標のポイントについて」
農林水産省畜産局畜産振興課 鈴木浩幸氏
③「脂肪の質と豚肉の食味の関係性について」
独立行政法人家畜改良センター 藤岡康恵氏
7月4日(金)
・依頼研究員成果報告 独立行政法人家畜改良センター 茨城牧場 佐藤優菜氏)
・各場所における閉鎖群育種の検討(維持)
・飼料要求率測定の必要性について(農研機構 岡村俊宏氏)
・遺伝的能力評価の現状について(家畜改良センター 門脇宏遠氏)
・新たな認定制度について(家畜改良センター 門脇宏遠氏)
・総合討論・連絡事項・その他
また、2日目午後からは当会主催の登録委員会及び登録審議会を開催し、本年度の維持施設として20系統、21施設の指定を承認しました。(詳細は一覧参照。)