豚熱陽性イノシシ注意報 半径10km圏の農場は より一層の危機感を!

(一社)日本養豚開業獣医師協会(JASV)の伊藤貢先生(あかばね動物クリニック)より、豚熱陽性イノシシの発見場所をわかりやすく地図に反映させた図をご提供いただきました。
〇で記されているところがイノシシの発見地点で、〇の色が濃いほど発見が新しいものになります。☆の印は発生農場です。
伊藤先生によれば、最近の養豚場での発生は、(頭数が増えているなど)イノシシの活動が活発になっている地域で多くなっており、陽性イノシシの発見地点から半径10㎞以内の農場では、バイオセキュリティの強化など細心の注意を払う必要があるとのことです。

地図からは、現在茨城県では西部・北部に集中して陽性イノシシが発見されているほか、福島県、栃木県などでも発見されています。その他の地域であっても、農場の近くで発見されている場合や、地形的に連なっている場所での発見がある際には、野生動物の侵入防止対策を含めバイオセキュリティの見直しをお願いいたします。
イノシシ注意報は伊藤先生のご厚意により、JPPA通信とHPに継続して最新情報を掲載いたします。