令和6年度豚の新育種技術に関する研究会の開催と2024年度系統維持施設一覧
7月11日(木)~12日(金)に文部科学省研究交流センター国際会議場(茨城県つくば市)において、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構とする。)主催の令和6年度豚の新育種技術に関する研究会が開催されました。
7月11日(木)
・各場所における閉鎖群育種(継続)の検討(関係各機関)
・各場所における開放育種の検討(関係各機関)
・豚の凍結精液・凍結胚技術と育種への活用について
①「凍結精液の製造及び利用法」大分県農林水産研究指導センター 岡崎 哲司 氏
②「養豚業界で役立つ豚胚のガラス化保存・移植技術」独立行政法人家畜改良センター 平山 祐理 氏
③「系統維持における近交抑制のための凍結精液の利用」東北大学大学院農学研究科 佐藤 正寛 教授
7月12日(金)
・依頼研究員成果報告(独立行政法人家畜改良センター 宮崎牧場 松田 征馬)
・系統造成において総合育種価を推定するための重み付け係数の新たな算出法(東北大学 大学院農学研究科 佐藤 正寛 教授)
・遺伝的能力評価の現状について(独立行政法人家畜改良センター 門脇宏遠)
・「日本の系統豚」の紹介(一般社団法人日本養豚協会 小礒 孝)
・総合討論・連絡事項・その他
また、2日目午後からは当会主催の登録委員会及び登録審議会を開催し、本年度の維持施設として20系統、21施設の指定を承認しました。(詳細は一覧参照。)