PED防疫対策の徹底を!年末年始、油断大敵

農水省通達によると、PEDは、例年、気温の低下する冬季に発生が増加する傾向にありましたが、本年は8月以降、すでに36 農場での発生が確認されており、大発生が見られた平成25 年を超える勢いで発生しております。

PEDは、飼養衛生管理及びワクチン接種を徹底することが重要ですが、本年7~9月のワクチン接種率は4割を切っており、免疫が適切に付与されていないことがPED拡大の一因であると推測されます。

 

農林水産省通達 別紙「豚流行性下痢(PED)のワクチン接種率の推移について(推定)」

養豚生産者の皆様におかれましては、マニュアルを踏まえた防疫措置の再徹底と、適切なワクチン接種の対応をお願いします。

PED対策における飼養衛生管理の徹底、と畜場などの畜産関連施設での防疫措置の徹底等は、CSFを含む豚病の発生予防及びまん延防止対策にも有効です。

農林水産省 豚流行性下痢(PED)情報ページ

https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/ped/ped.html

『豚流行性下痢(PED)防疫マニュアル』(平成26年10月24日農林水産省)