家畜改良増殖目標が改定されました
新しい「家畜改良増殖目標」が、3月31日、農林水産省から公表されました。
「豚」の目標については、国際競争力のある豚肉生産を推進するため、純粋種豚の繁殖能力や肉質を含めた産肉能力の向上を図り、特色ある豚肉の低コスト生産に向けた改良を推進することが基本となっています。 また、肥育豚の出荷体重の増加及び出荷日齢の短縮についても目標値が示され、特に、肥育豚の出荷体重については、現在の115kgから120kgへと増加させる目標が設定されるとともに、「豚枝肉等の取引基準との整合を図りながら進めるよう努めるものとする」と記述されました。これにより、今後、国が定めた改良増殖目標を達成していくためには、豚の枝肉等の取引基準についても見直しが必要であることが明確に示されたことになります。
<農林水産省ホームページ>
「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針」、「家畜改良増殖目標」、「鶏の改良増殖目標」及び「家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針」の策定について