迫るASFの脅威に対し注意喚起

農林水産省動物衛生課では、ASF侵入の危機的状況に対し注意を呼びかけるチラシを作成されました（PDF）。ASFの脅威と釜山での発生状況、農場での飼養衛生管理強化などを盛り込んだものとなっています。

既報のとおり、現在韓国の釜山でASF陽性イノシシが続発している地点は、大阪、福岡、対馬、下関へのフェリー乗り場まで直線距離で約５km、新千歳、成田、関西国際、中部国際、松山、福岡の各空港に直行便が出ている金海国際空港からも10km以内と日本へのアクセスが容易な場所となります。特にフェリーは車ごとの移動が可能となり、車両にウイルスが付着している危険性も高まっています。

ASＦの脅威が身近に迫っているなか、農場の衛生管理が最終防衛ラインになります。野生動物対策、車両や手指、物品の消毒、衣服、靴の交換等、飼養衛生管理の再チェックをお願いいたします。

＜関連記事＞

【重要！】アフリカ豚熱の発生防止に向けた対策強化について | 一般社団法人日本養豚協会 (jppa.biz)