令和4年度 豚の新育種技術に関する研究会開催と2022年度系統維持施設一覧
7月14日(木)~15日(金)に文部科学省研究交流センター国際会議場(茨城県つくば市)において、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)主催の令和4年度豚の新育種技術に関する研究会が開催されました。
初日講演
・各場所における閉鎖群育種の検討(各畜産試験場)
・飼料価格高騰に対応した取り組み(全国農業協同組合連合会 廣瀬氏、栃木県畜産酪農研究センター 野澤氏、農研機構 大森氏)
2日目講演
・最新の育種研究の紹介(農研機構 依頼研究員)
・遺伝的能力評価について(独立行政法人家畜改良センター 篠原氏)
・温暖化に適応した豚育種技術開発事業紹介(東北大学大学院 佐藤先生)
・抗病性遺伝子マーカーと疾病の有病率及び重症度の関係について(岐阜県畜産研究所 鈴木氏)
・新たな認定作成に向けた取り組みについて(独立行政法人家畜改良センター 門脇氏)
連絡事項として、本会小礒参与から豚産肉能力検定規程改訂について検討を開始する旨を報告しました。
また、2日目午後からは当協会主催の登録委員会及び登録審議会を開催し、本年度の維持施設として21系統、21施設の指定を承認しました。(詳細は以下一覧参照。)