埼玉県立熊谷農業高等学校で種豚登録講習会を実施しました(令和5年7月24日)

熊谷農業高校の位置する埼玉県熊谷市は、夏は高温と湿度が高く、2018年7月に最高気温41.1℃を観測した地域です。
同校には生物生産工学科、生物生産技術科、食品科学科、生活技術科の4学科があり、生物生産工学科では農業に興味と情熱を持つ生徒たちが集まり、牛、豚、鶏の飼育技術、実験動物の管理と取扱、乳製品・肉などの加工について学んでいます。
飼養されている豚の品種はランドレースとバークシャーが飼育されていて、生産された豚肉の加工・販売も授業の一環として行っています。

今回の種豚登録講習会では、埼玉県学校農業クラブ連盟が主催する審査競技会のために、子豚登記・種豚登録の講習と種豚審査実習を行い、序列付のポイントについて説明を行いました。

最初に、講義で家畜化の歴史、最近の養豚情勢、登記登録の重要性、一腹記録、子豚登記と審査、種豚登録と審査の説明を行いました。
次に種豚審査実習ではランドレース種を畜舎内で歩かせながら、審査基準の5項目を説明し、学生が審査を行い、良い点、惜しまれる点の発表を行った後、事務局で審査、序列付けの講評を行いました。
講評後は序列をつける際のポイントや注意点について補足説明を行いました。

今回、種豚登録講習会を暑い午後の時間に行いましたが、この様な貴重な農業高校と優秀な先生や生徒がいること知れたこと、そして実際に現場まで行けたことは事務局として有意義であり、ご協力頂いた熊谷農業高校関係者に対して感謝申し上げます。

また若い世代に養豚の重要性について説明できたことで、今後養豚産業や改良に興味を持っていただければ幸いと思います。

卓上講習と豚舎での体型審査実習の様子(写真)

 

埼玉県立熊谷農業高等学校の皆さん、お世話になりました!!

 


我が国未来の養豚産業の益々の発展のお手伝いとして学生だけでなく、研究機関・関係機関・養豚に興味のある機関の皆さんのところに出張授業いたします!!
特に養豚専攻の学生の皆さん(高等学校・専門学校・大学や養豚を授業に取り入れたい小中学校課外授業など)、我が国の貴重な遺伝資源保存と改良、そしてあなたの養豚に対する熱意をバックアップいたします。お気軽に下記までお問い合わせください。


 

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