高校出張授業開催しました~埼玉県立熊谷農業高等学校~
令和8年7月30日、埼玉県立熊谷農業高等学校にて、国内における純粋種豚の維持・改良の重要性に関する講義と、実際の生体を観察しながら行う「種豚の選抜審査実習」を開催いたしました。
埼玉県では毎年、埼玉県学校農業クラブ連盟が主催する「高校生種豚生体審査競技大会」が開催されています。本講習会は、この大会に向けた実技講習であるとともに、我が国の未来を担う養豚生産者、特に大切な遺伝資源である国産純粋種豚の育種改良の道に、一人でも多くの若い世代が進んでほしいという願いを込めて、講義および実技指導を行っています。
担当の田島先生と養豚を学ぶ生徒の皆さん
現在、熊谷農業高等学校ではランドレース種、大ヨークシャー種、バークシャー種の3品種を飼養しています。担当の田島先生は、「養豚を学ぶのであれば、登録6品種の生体すべてを生徒に見せたい」と語る非常に熱心な先生です。田島先生のご指導のもと、生徒たちは豚をじっくりと観察し、真摯に向き合う姿勢を身につけており、私たちにとっても教えられることや勉強になることが多い講習会となりました。
今年は特に、生徒たちから活発な質問や意見がたくさん飛び交いました。ここ数年ほど毎年お邪魔していますが、これまでは「おとなしい」印象の生徒が多かったため、次々と寄せられる熱心な質問に、私自身もどんどん気合が入るのを感じました。学校で飼養しているランドレース種の生体を見ながら行った審査実習では、生徒一人ひとりに審査講評を発表してもらいました。その中で、生徒たちは審査基準と照らし合わせながらしっかりと自分の意見を述べ、目の前の豚の「良いところ」や「惜しい点」について活発な意見交換を行うことができました。
なお、本講習会の開催にあたり、一般社団法人 埼玉県畜産会の吉田英樹氏、および全農埼玉県本部 畜産酪農部 畜産酪農課の若林光輝氏にも多大なるご協力をいただきました。ここに深くお礼申し上げます。
一人でも多くの生徒が我が国の養豚農業の世界へ、さらには国産純粋種豚の維持改良の世界へ興味を持って飛び込んでくれるよう、私たちはこれからも全国の学生を対象に出張授業を行ってまいります。
出張授業についてのお問い合わせは、一般社団法人 日本養豚協会 湯浅(ゆあさ)までお気軽にご連絡ください。




