飼料輸送に関する全国連絡会議の開催
5月27日、農林水産省は飼料輸送事業者、飼料製造事業者、畜産生産者および行政関係者を集め、飼料輸送に関する全国連絡会議を開催しましました。
輸送力が不足する等のいわゆる「2024年問題」への対応が課題となっています。特に飼料輸送は、(1)ドライバーが飼料タンクに登る危険作業や添加剤混合等の追加作業を実施、(2)配送計画に無い突発的な発注、(3)輸送の長距離化や小口配送対応などが課題として、ドライバー不足が進んでいる等の指摘があります。
会議では、関係者間で課題や対策を共有し、連携した対応が必要との点が強調されました。
農林水産省では飼料輸送の合理化について通知を発出したほか、飼料タンクの在庫把握や蓋遠隔開閉装置などの補助事業を実施しています。また、宮崎県等で実施している県単独での補助も紹介されました。
会議資料は以下からダウンロードできます。
配合飼料の合理化に関する全国会議飼料(PDF)
(参考)農林水産省ウェブ
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/sinko/lin/l_siryo/index.html#siryo_ryutu_gourika